実はここ数日「 急性胃腸炎 」にかかってずっと寝込んでいた。人生で初めて胃腸炎になったのだがこんなにも辛いものだとは知らなかった。せっかくなので体験談を時系列に並べて書いていく。
1. 水曜(症状を自覚)
波のある腹痛と微熱

ざっと症状を把握するまでは下記流れだ。波のある腹痛と下痢が特徴的な症状だった。
- 昼休みの直前あたりに軽い腹痛。
- 数分後には落ち着く。
- 一時間後はに仕事に集中できないくらいの腹痛。→トイレに駆け込むと案の定下痢。
- トイレを出ると一旦腹痛は治った。
- その数十分後にはまたひどい腹痛。
この日は早退して、自宅近くの内科を受診した。
急性胃腸炎
問診と腹部を触診され「胃腸炎」と診断された。微熱もあった。この季節は結構多いそうだ。「大きな病気じゃなくてよかった…」と安心したのも束の間、筆者にとって悲しい治療法を提示された。
その治療法は「飯を食うな」だ。悲しい…
胃腸をとにかく休めることが大事とのことだった。少なくとも今から3食は絶食ということになった。飯は食べれないが水分不足には絶対になってはいけないので水とポカリを大量に飲むことにする。
また薬に関しては、胃薬、整腸剤、頓服の解熱鎮痛剤を処方された。「全て食後に飲むお薬ですけどご飯は食べずに薬だけを飲んでくださいね。」とのことだった。とにかく飯はダメらしい。
食事が人生の1番の楽しみと言っても過言じゃない。絶食は本当に辛い。そしてお腹が痛い。
2. 木曜と金曜(腹痛と発熱のピーク)
ピーク

この二日間がピークだった。波のある腹痛から一日中の腹痛に変わった。熱も微熱からやや高い熱まで出るようになった。「飯が食えないの辛いなー」なんて思ってたけど食欲なんて全く湧いてこない。とにかくお腹が痛い。
基本的にベッドで横になっているんだけど、ずっと同じ体制でいるのもしんどいのでたまに寝返りを打つとその度に腹痛が一段とひどくなる。寝る前は痛み止めを飲んで寝た。
筆者の場合腹痛はかなり酷かったのだが、絶食をしていたためか下痢はそこまでひどくなかった。
医者からは3食抜けと言われていたが、症状が一日で治らなかったので結果的に2日間以上絶食になった。
4. 土曜〜日曜(回復に向かう)
3日目の夜に食事解禁

土曜日に関しては引き続き腹痛が続いていたため、ベッドで寝たきりだった。少しはマシになっていた。
とにかく水とポカリを何回にも分けてたくさん飲んだ。水分不足が一番良くない。
ただ絶食しているのでお腹の中はもちろん空っぽだ。便意すら起こらない。
食欲はないのだがそろそろ何か食わないと死ぬんじゃないかと思って夜に柔らかいお粥を作って食べてみた。食べると一時的に腹痛が強くなる。まだ回復していないみたいだ…
薬は引き続きしっかり飲み続けた。夜には微熱が治っていた。一応快方には向かっている。
4日目で回復
日曜日の夜はあらかた回復していた。
水曜日の夜からまともにご飯を食べていなかったので、ここでお粥以外にも栄養のあるものを食べねばと思い料理することにした。消化にいいものをGoogleで調べてスーパーへ向かった。
買ったものは「鳥ささみ肉」「キャベツ半玉」「カブ」だ。これを切って鍋に入れてコンソメスープにした。
4日目にしてようやくまともな食事、元気が出た。ここまでで8割は回復していた。
5. 月曜(職場復帰)

仕事に復帰
まだ腹部の違和感は残るが普通に活動はできる。運動とかはもちろんできない、大人しく過ごせば特に困ることはない。下痢も治っていた。
朝に再度経過を見てもらうため内科に行くと「今日はまだ消化にいいものを食べてね。」と言われた。いきなりではなく徐々に普段通りの食事に慣れていった方がいいとのことだ。胃を労ろう。念の為と胃薬と整腸剤を1週間分追加で処方してもらった。
昼ごはんは蒸しパンとリンゴジュースにした。よく噛んで細かくしてから飲み込む。普段いかにちゃんと噛んでないかがよくわかった。噛む回数は気をつけた方がいい。
夜は昨日のコンソメスープにトマトとエリンギを入れて、梅のおにぎりと一緒に食べた。食後の腹痛は起きなかった。
6. まとめ
健康第一
時間をただ無駄にしてしまった感が否めない。いつも時短とか効率化とかにこだわっているのに、体調を崩してしまったら元も子もない。当たり前のことだけど「健康第一」だなと身に染みて感じた。
会社を休んだ2日間の分の仕事がどっさりあるし、腹痛で副業もできなかったし予約していた親知らずの抜歯もキャンセルした。(でもヒロアカは5期まで見終わった。)
これからの数日は失った3日間を取り戻すために忙しくなりそうだ。頑張らないと。
というわけで今回は以上だ。体験談をありのまま書いたので、参考になれば幸いだ。それでは。
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